で、気を取り直して「速玉大社」!
入り口はまさにこんなです。橋の袂には「降馬場」とあります。当時は馬での参拝者が多かったからかな?って事は貴族や皇族ではなく、信者の中心は武士階級という事を証明しているかと思います。熊野は山賊というより、スジの通った極道モノ。規模のデカイヤクザ様が昔から幅を利かせていた(?)土地柄で、日本の歴史の後ろでいつもその軍配を左右している。無茶苦茶強い兵士を沢山抱えていましたからね〜。この辺りは面白い歴史小説も多いですよね。
 熊野水軍然り、源平合戦だって、初め平家が勝てたのはこの熊野軍勢のおかげだというのは、もう歴史見解として通ってる。後に源氏が勝って、鎌倉幕府起こせるのだってその時の合戦に熊野軍勢が源氏に味方したからだからだし。(しかのその理由が闘鳥の占い・・・凄い理由。源氏方と平氏方の鶏を喧嘩させて、源氏の鳥が勝ったから。やっぱり大物は違うね!!)←今更だけど、遙か3フラグ立ちすぎだよ、自分…(by2009年)
 そして、これが速玉大社の中。
右側が「八咫烏神社」熊野三大社は何処もそうだけど、必ず入り口側に「八咫烏神社」があるのですよ。
やっぱり守り神で導きの神だからかな?(^^ゞ←これは古事記でどうぞ。朱塗りが新しく古い感じがしないの…

 そして左側が本殿手前の門。この奥に本殿があります。速玉大社は、あんまり面白いものはないので(宝物殿も大したことない。室町以降の皇族のものはそんなに面白いものでもないので)縁起などについて行きましょう
 熊野新宮。熊野三山のひとつ。本宮から熊野川をずっと下った河口、千穂ヶ峰の北東麓に新宮(熊野速玉大社)は鎮座しています。もともとは、速玉大社から南へ1〜2km行った千穂ヶ峰の東南端の神倉山に祀られていたのが、のちに現在地に遷され、そのため神倉山の古宮に対し、ここを新宮と呼ぶようになったということです。紀州熊野の地に初めて熊野権限が降臨したのは、古事記に「天磐盾」として登場する神倉山、つまり神倉山のあたりであるとされています。その神倉神社を元宮として権限山の東、熊野川河口に遷座した新宮が後に熊野三山の一に数えられる熊野速玉大社だそうですよ。
  全国熊野神社の総本宮・熊野速玉大社の創建は景行天皇58年(西暦128年)と伝えられているのですが、諸説があり不明とも…
その以前は熊野権現降臨の地・神倉のごとびき岩をご神体と仰ぐ原始信仰だったようですが、速玉大社の社殿創建をもって初めて熊野の地に社殿が造営されたものであるとされ、元宮・神倉に対する新宮・速玉の名称のいわれはこのように理解できるカナ?
 主祭神・速玉大神の文献上の初見は天平神護2年(766年)。
神号は古代・中世では「早玉」と書かれ、熊野に降臨した神の御霊が光り輝き、力強く映える「映え玉」を表わすとされています。速玉大神の妃・夫須美大神(イザナミの命の事。こういう表記方法もあるけど同一人物だよ)も主祭神であり、夫・速安時代(イザナギの命の事)(重要文化財)が一対にして同等に祭祀されていることによって明らかである。両神像はわが国最古の大型夫婦像としてもよく知られている。←詳しくは古事記をどうぞ!(古事記と日本書紀と熊野風土記では表記が異なるのよね〜神様)
 速玉大社は古来より熊野十二社大権現とも呼ばれているがここには現在、熊野三神に加え神倉の神も含め十六棟の社殿が祭られておりました(^^ゞでも、あんまり広くないです…(苦笑)
 ちなみにこれが速玉大社のマップです(^^ゞ
しわしわになっとりますが…(汗)

 いい資料がなかったので、とりあえずこんなので勘弁〜 上の写真は、ちょうど表参道から神門までのモノです。その奥は写真とっちゃいけないのよ〜。興味ある方は是非、ご参拝を!(笑)

 JRの新宮から、十分歩いて行ける距離でしたよ。新宮の名勝は割と近接しているので、徒歩か自転車などで回ることをオススメしますワ。
車だと逆に街中なので、駐車場に困るかも?(駐車場あるけど、確か有料が多かったはず)

 新宮ページで出てくる、徐福公園でレンタルサイクルがあったので、あそこで借りるのもいいかも〜(^^ゞ自分の足で行った方が、色々見えて
いい!というのが私の信条ではあるんだけどね
家並みとか、町並みも空気の中の要素だと
私は思うからなんだけどね(^^ゞ
 上のマップにもあるけど、この境内には「なぎの木」っていう天然記念物もある。
ちなみにこれがその木。雨ひどくって写真撮れなかったので以前行ったときの写真ですいません(^^ゞ海辺に在ることもあって、この木の葉は航海のお守りにとして信仰されていたのは冒頭に書いた通り。「なぎ=凪 」って考えられていたらしいですね。

 で、この梛木の樹ですが〜実は平安末期に平重盛(清盛の嫡男)の手植えといわれ、幹周り6m、高さは20mを超え、梛の木としては日本最大で国天然記念物。落ち葉なら持って帰ることも出来ますが、お土産としてこの梛木の樹(のではきっとないだろうけど)実を使ったお守りや、葉っぱを象ったキーホルダーや根付が売られておりますので、買って帰ることもできますヨ(^^ゞ天然記念物なので大事にしないとね。
 新宮駅付近の地図を参考までに…
見てもらえば判る通り、かなり見所が密集しているのです〜。

 でも、意外と坂が多かったと記憶してますので、それを計算して回ることをオススメします〜(@_@)
バスもそれなりには出ていたけど…本数はやっぱりあまり多くないのでー(苦笑)
ご注意あるべし!